1: 樽悶 ★ 2019/10/09(水) 22:17:34.59 ID:sWuyJog19

表情などの個性が魅力的な雑種犬
IMG_4759

複数の犬種が混じり合った「雑種犬」。個体ごとに大きく異なる表情や毛色などの個性に魅了され、愛好する飼い主も多くいますが一方で、「雑種の犬はかわいくない」「純血種の方がいい」などと面と向かって言われ、嫌な思いをしたことがある飼い主も少なくないようです。


ネット上では「腹が立つ」「そんなひどいことを言う人がいるのか」といった怒りの声や、「雑種は飼うのが難しいイメージがある」「『ミックス犬』とはどう違うの?」などの疑問も見受けられます。雑種犬の特徴や飼い方のポイントについて、獣医師の増田国充さんに聞きました。


■「ミックス犬」とは何が異なる?

Q.そもそも、犬の「雑種」とは、どのような犬のことでしょうか。


増田さん「雑種とは、複数の異なる犬種から交配された犬のことを指します。定義上、同一の純血の犬種によって交配された子犬でないものは雑種とされます。一般社団法人ペットフード協会による『2018年全国犬猫飼育実態調査』によると、犬の場合は純血種の占める割合が8割以上を占めており、雑種の犬は少数派です」

Q.「ミックス犬」と雑種には、何らかの違いがあるのでしょうか。


増田さん「先述の通り、異なるルーツの犬種から生まれた子犬は雑種に該当するので、厳密にいえば大きな差があるわけではありません。雑種のうち、異なる純血種から生まれた子犬をミックス犬と呼び分けていますが、彼らは、双方の親の特徴を色濃く反映しているところがある、という点が特徴といえるかもしれません。


人間の場合も、父母の特徴をちょうど半分引き継ぐばかりでなく、父方あるいは母方寄りの特徴がはっきり出ることもあります。例えば、チワワとダックスから交配された、通称『チワックス』の場合であっても、チワワ寄り/ダックス寄りになることはよくあります。親の遺伝情報がどのように反映されるかは、個体によって差があるのです」

Q.一般的に、雑種の性格・気性や体質とは、どのようなものでしょうか。


増田さん「純血種は、ある基準に沿って身体的特徴が維持されています。また、その犬種の用途によって、好ましい性格が選択されてきた経緯があります。従って、純血種によってある程度、気質が似通ってきます。もちろん、個々による差があることは否定できません。例えば、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは『非常に友好的であることが多い犬種』と紹介されることが多いように、『この犬種は人懐っこいから飼いやすい』という目安とすることができます。


雑種の場合は、ルーツが判明しづらいケースだと、どの程度の体格で、どんな体質なのかという基準が定まらない点があります。雑種であっても、異なる純血種から生まれた『ミックス犬』の場合は、その親の特徴が反映されていることが多いので、おおよその推測を立てることができます」

Q.雑種の犬の詳細な犬種(血統など)を知る方法はありますか。


増田さん「異なる純血種同士のミックス犬の場合は、その由来が表示されていることが多いので、その場で確認ができます。由来が全く不明な場合、DNAの解析によって犬種のルーツをたどる方法があります。血統が不明な雑種の犬の場合、遺伝情報から血縁の濃い犬種を類推することが可能といわれ、そこからかかりやすい疾患を探ることができるかもしれません」

※省略

Q.「雑種の犬はかわいくない」などの心ない言葉をかけられ、嫌な思いをしている飼い主もいるようです。


増田さん「日本では今も『純血種が一番』と考えている人が多くいるのが実情です。その要因の一つとして、かつてステータスとして、純血の犬を飼育することがあったのが影響しているのかもしれません。


獣医学的に見れば、どちらも同一のイヌ科イヌ属で、分け隔てるものではありません。世界的にも多様性が注目されており、『個』として尊重される時代となっています。犬種はいわば、身体的特徴を共通させた犬種標準といえる条件を満たしたものといえます。それらに属さない独自の個性を持っているのが『雑種』と表現できます。このような時代だからこそ、雑種の個性がより光るといえるのかもしれません」

10/9(水) 6:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191009-00050512-otonans-life

【関連記事】
「犬の性格は飼い主に似る」は本当だった 1681匹のイヌとその飼い主を調査、最新研究

http://doubutsunet.com/archives/15689120.html

IMG_4765

続きを読む

▶続きはこちら